大きく値を落とした後、やや下げ渋りに転じつつある。まだ下げ止まりを確認できたわけではないが、一応下落は一服した印象が強い。マイクロストラテジーのBTC買いが一巡する中、米感謝祭を控えたポジション調整が前倒し的に入ったと見るのが妥当といえよう。
このため下げ止まりの有無が目先のポイントということになるが、短期サイクル的にはその気配が見え隠れしつつある。特に60分足・一目均衡表派は雲から下放れて突っ込んだ後、下値を切り上げつつある。60分足MACDはまだ舳先を上方向に向けたわけではないが、舳先は横を向いているなど、下げは一服した印象が強い。上値模索再開となるかは別にして、ここからのさらなる下値追いには何か別の後押しが欲しいところだろう。
以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)7日以降の上昇に対する38.2%押し13,886,075円を下値支持線、22日以降の下落に対する半値戻し14,835,886円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)前記支持線を下回ると、同半値押し13,412,553円を経て、次の大台とほぼ重なる同61.8%押し12,939,031円に向けてさらに加速しかねない点には注意が必要だ。ただ高値圏ではあるものの、崩れたというには程遠い動きであるのも事実だ。米感謝祭前のポジション調整という、明確な材料も存在している。過熱感が払拭されたわけではなく、もう一段下値を模索しないとも限らないが、それでも現時点の材料ではポジション調整の一環と見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、大台とほぼ重なる同61.8%戻し14,973,501円を経て、その22日高値15,419,001円へ押し戻されかねない。そしてさらに上回ると、史上最高値更新となるだけに、またしても「往きつくところまで…」を地で往く展開にならないとも限らない点には注意が必要だ。ただ過熱感が払拭されていない中、そこから先のメドとなると、大台を一つ一つ確認するくらいしか見当たらないのが実状でもある。頭打ちを確認できたわけではないが、米感謝祭を控えてポジション調整が入りやすいスケジュール感でもある。上値模索再開となるには、もう少し時間がかかると見ておくべきかもしれない。
《16:00》
資金循環のフローが巡ってきたこともあり、昨日は切り上げた。その他暗号資産とは、少し異なる動きを見せているのが実状といえる。
ただ短期サイクルに見ると、大きく値を落としたBTCの方が異なる動きであり、このETHを含めて、その他は60分足・一目均衡表の雲を挟んだ動きという点に大差はない。それだけに雲上に押し出された点はアドバンテージになり得るが、資金循環フローがどこまで継続するかは微妙といわざるを得ない。60分足MACDが0ライン付近にあるだけに過熱感はなく、大きく加速する展開は想定しづらいが、いずれにしてもどちら方向にも動ける形状と見ておく必要がありそうだ。
以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)15日以降の上昇に対する半値押し504,951円を下値支持線、7月23日高値551,056円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し495,161円を経て、その15日安値463,467円へ押し戻されないとも限らない点には注意が必要だ。さらに下回ると、4日以降の上昇に対する半値押し452,098円/同61.8%押し429,834円を経て、40万円の大台を窺わないとも限らないが、まだ頭打ちを確認できたわけではない。高値圏にあり、また昨日は唯一上値を伸ばしただけに、いつ利益確定売りに押されないとも限らないが、崩れる展開を想定するにはやはり新たなネガティブが必要と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、7月1日高値565,219円が次の上値メドということになる。そしてさらに上回ると、5月27日高値622,306円に向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だ。ただし高値圏という事実は何ら変わっておらず、昨日も唯一上値を伸ばすなど、まだ押し目が形成されていない。米感謝祭を控えたスケジュール感であることを踏まえれば、やはりここからのさらなる上値模索は抑制されると見ておくべきだろう。
《16:10》
《概要はBTC・ETH欄参照》
60分足・一目均衡表の雲下という違いはあるものの、揺れ動きという点では大きく値を落としたBTCとは異なる動きであり、ETHとは大差がない。それだけにどちらにも引っ張られる可能性を秘めているが、短期サイクル的にはETHにより引っ張られやすいと見ておくべきだろう。
以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)本稿執筆時までの本日安値13,913円を下値支持線、23日高値16,253円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線は21日以降の上昇に対する61.8%押しとほぼ面合わせであり、まだ下値メドとして意識されている可能性は高い。それだけに明確に下回ると、その21日安値12,516円へと押し戻されかねない点には注意が必要だ。さらに下回ると、13日以降の上昇に対する61.8%押し12,215円を経て、13日安値11,069円を窺わないとも限らないが、現在の動きはあくまでポジション調整の一環と見るのが自然であり、特段の売り材料は見当たらない。もう一段利益確定売りが入らないとも限らないが、あくまでポジション調整の如何と見るのが自然なところ。少なくとも下値追いとなるには、相応以上のネガティブが必要と見ておくべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、いよいよ4月1日高値16,938円は目と鼻の先ということになる。このためさらに上回るようなことがあると、「往きつくところまで…」へと発展しかねない点には注意が必要だ。ただし米感謝祭を控えるスケジュール感を踏まえれば、新規のポジション構築は手控えられやすいと見るのが自然だ。いい押し目が入った可能性はゼロではないが、買い上がるには相応以上の後押しが必要と見ておくべきだろう。
《16:20》
《概要はBTC・ETH欄参照》
こちらはETHとLTCの間といった形状だ。60分足・一目均衡表の雲を挟んだ揺れ動きという点に大差はなく、どちら方向にも動ける形状といえる。わずかながらも雲下という点ではよりLTCに近いともいえるが、予断を持つことなく、臨機応変に対応したいところだ。
以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、13日以降の上昇に対する半値押し72,460円を下値支持線、23日高値82,835円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、大台とほぼ重なる同61.8%押し70,011円を経て、その13日安値62,085円へ押し戻されかねない点には注意が必要だ。ただし頭打ちを確認できたわけではなく、それでいて連日上ヒゲを描いていることから過熱感はそれほど台頭していない。高値圏であることは否めず、また米感謝祭を控えていることからいつ利益確定売りに押されないとも限らないが、現時点ではあくまでポジション調整の一環と見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、9万円/10万円の大台くらいしか主だった上値メドは見当たらないのが実状だ。このため4月5日高値107,943円に向けて動き出さないとも限らない点については、引き続き注意が必要といえる。ただし高値圏である点は否めず、米感謝祭を控えるスケジュール感でもある。値が軽く、動き出したらなかなか止まらないという特性への期待は大きいものがあるが、直近は長い上ヒゲを描くことも少なくない。崩れるとは思わないが、過度な上値期待は現時点では控えておくべきだろう。
《16:30》
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